日本の大学を卒業して直接アメリカのメディカルスクールで学ぶのは、ほぼ不可能と考えてください。Native レベルの英語力とTOEFL/MCAT満点をもってしても、アメリカの大学を卒業していることが入学要件となるメディカルスクールが殆どだからです。基本的にアメリカのメディカルスクールは、アメリカの大学の教育課程の延長、アメリカの大学を卒業したことを前提としていますし、そうでないと文化的にも勉学的にもついて行くのはとても大変です。
とはいえ、例外的に日本の大学から直接入学を果たした人も、何人かいます。また、メディカルスクール以外の大学院で留学してからメディカルスクールに入った人も、います。
どうしてもアメリカのメディカルスクールで学びたい場合は、遅くとも高校または大学からアメリカに留学することを強くおすすめいたします。ただ、コストなど色々なことを考えると、日本でもなるべく国際色の豊かな医学部で学び(東京科学大学、国際医療福祉大学など)あるいは、HMEPやめどはぶのようなプログラムに積極参加し、初期研修を終えてからアメリカに留学する準備を粛々と整えることの方が、日本人や帰国子女にとっては圧倒的に時間・リスクなど考えてコスパの良い道だと思います。